※喜助受けです!それは嫌!って方はレッツ ブラウザバッグ
OKどんとこいな方のみどうぞー。(温いですけど)
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「よいか、喜助。今日は儂が攻めじゃ」
「は…ぁ、てことはアタシが受け…っスよねぇ?」
「無論。ふふ、可愛がってやるから、大人しくしておるのじゃぞ」
どこかの悪代官みたいなセリフだな、と思いつつ、また生返事を返した。
以前も喜助ばっかり主導権を握ってズルイとか言い出して、色々自分がやってる事をされたが、イマイチくすぐったいばかりだった。それに結局最後は自分が攻めてたし。
しかし自信満々な彼女の顔を見ると、なんだかちょっと背筋がうすら寒い。
灯りはつけたままのいつもの自室。
布団の上に寝転がる自分に、馬乗りになって見下ろす彼女。
彼女が白いシャツを着てるのも、これと何か関係あるのかなぁ?
まぁ、できるだけやってみればいい。…後で美味しく頂くのは、自分の方なのだし。
まずはこちらの上衣の袷を開いて、そっと胸を撫でる。次に彼女自身でシャツの胸元を寛げて、ボタンの弾けそうなぎりぎりの部分まで開く。ぴったり胸元にくっついているシャツの下には、ツンと乳首が浮き出ている。
「これ、儂に触るでない!」
胸を触ろうとして、手を叩き落とされた。その尖らせた口唇を吸いたいなぁ…。
ああ、じれったい。
彼女は白いシャツで、下半身は下着一枚。
心地よい弾力の太腿が、大きく開かれて卑猥だ。
一枚の布越しにある快楽の壷が、良い所に当たってゆっくりとこすられる。
上下に動いて、視線はこちらを見て挑発している。
そんなまどろっこしいコトしなくても、お望みならいくらでも抱いてあげるのに。
アタシの彼女は、ホント可愛い。
小さな紅い舌を出して、唇をなぞっていく。
顔が近付いて、彼女の匂いが嗅覚一杯に広がって、脳を溶かす。
口接けようと首を持ち上げると、肩を押さえつけられた。
「辛抱せい…」
耳に直接囁かれて、欲求が急激に膨れ上がる。
「夜一サン、触らせて…」
「ん…、では背中と頭だけならよいぞ」
頭もいいなら…、と彼女の頭を撫でるように忍ばし、抱え込むと迷わず引き寄せて口接けた。
そしてそのまま逆に体に覆いかぶさると、口接けを深める。
「んっ!んんっ!…は…っ、やっぱり背中だけじゃ!もう、油断も隙もない!」
「えぇー。もうイイじゃないスか。もう十分攻められました。も、おしまい」
「じゃあ、儂せぬ。もう二度とおぬしと交わらぬ!」
「ちょ…、そんなぁ…。もー…分かりましたよ、じゃあ続きをどうぞー…」
そしてまた仰向けに寝転ぶ。嬉々としたその笑顔が恨めしい。
まだ焦らされるのかと思うと、ちょっと萎えた。
「なんじゃ、元気なくなってしまったのう。よしよし、ここからが本領発揮じゃ」
そうして下衣を下着ごと脱がされると、アタシだけいよいよ真っ裸。
白いシャツって何気にエロい。褐色の肌のアナタが着ると尚更。
彼女がアタシの体を跨いで、顔のほうにプルンとしたオシリを向けた。
「あの、夜一サン」
「黙っておれというに…」
そうして屈むと、萎えた分身を咥え始めた。
ぴちゃぴちゃと音を立てて吸い上げたり、舌先でちろちろと出口を舐められる。
思わぬ陰茎への口淫に、思わず声が出る。
「ん…、…くっ!」
竿に暖かく柔らかい胸の感触。これで勃つなって方がムリでしょ。
ああ、気持ちいい。それにイイ眺め…。
指が勝手に彼女の下着の脇から忍び込む。途端、内腿を抓られた。
「ハイ、スイマセン…」
今日の攻めはアナタですもんね。はーい…、大人しくしてます。
と思ったら、彼女の指が会陰のその下に伸ばされた。
「うわっ夜一サン!そこは駄目っス!!」
静止の声を遮って振り返ったその顔は、悪戯っ子のそれ。
「なにやら男は前立腺の裏が気持ち良いそうじゃな。儂が開発してやるから、安心して身を任せるがよい」
「や、もういいッス!勘弁して下さい!ホントお願いしますから!」
「ダ・メ・じゃ♪」
無遠慮に入ってきた指は直腸の裏側を探るように蠢く。その間も陰茎への口淫は施されて、どこに力を入れていいか分からなくなる。
もがく様に足が忙しなく動くのを止められない。
布団を掴んで唇を噛んで切なく耐えようとするのは、まさに快楽に耐える女のそれと一緒で、なんだか犯されている気分になる。いや、実際にされてる最中なんだけど…。
込みあがる射精感に歯を食いしばって耐える。
ああもう、彼女にコレ教えたの誰っスか!
もう、こうなったら!
半ばヤケクソ気味に、彼女の快楽の壷に指を入れ込んだ。
アタシは、アナタの良い所熟知してるんスからね!すぐに後悔させてやるっスよ!
「は、これ喜助!儂に触るでない…、やぁっ…」
「アタシ、入れられるより、入れたい方なんで!さぁ、イタズラのおしおきっスよ!」
彼女がきっ!とこちらを睨むと、また分身を口に含んだ。
さらに吸い上げながら頭を上下に動かし始めると、それは膣のように気持ちイイ。
ヤバ…い、出る…!
徐々に余裕が失せる。代わりに脈打ち体を支配する毒のように甘い快楽。
彼女の指が奥に入った時、自分の口から女のような声が出た。
「あ!」
そのまま、快楽は電流となって背筋を伝って脳髄を麻痺させる。
一瞬のホワイトアウト。
ド…プ、ドプ…ン…!
あぁ…。
………出た。出てしまった。
彼女はそれを口で受け止めて、陰茎に伝うものまでも綺麗に舐めてくれた。
「どうじゃ?気持ちよかったじゃろ?」
得意満面の顔で、無邪気に聞いてくる恋人が可愛くも凶暴で。
とりあえず、男のプライドは傷ついた。
「おぬし、可愛い一面もあるんじゃな。あんな声だしおって…。儂くせになりそうじゃ」
「もー…勘弁して下サイ…、なんか大事な物奪われた気がして、今ちょっと泣きそうっス」
「そうじゃろそうじゃろ、いつも儂がおぬしにやられてる分、仕返しじゃ」
クスクス楽しげに笑い、胸に寄り添う彼女を羽交い絞めにした。
「…へぇえ……、じゃー今スグこの気分味わってもらいましょうか!!」
「え…や、済まぬ…。あの、その、これは戯れじゃ、そう怒るでない…、のぅ喜助?」
形勢逆転。彼女の顔に冷や汗が浮かぶ。
「…今夜、寝せませんから、覚悟して下さい…!」
脳内で逆襲のゴングが鳴った。
<終>
受け攻め逆転で。うん、やっぱり喜助攻めの方がしっくりくるなぁ。他サイトさん(BL)の受け喜助がめちゃめちゃ色っぽい。でもモテ男喜助は藍染さん並の腹黒推奨。